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自閉症の子は目が合わない?不安になった場合のチェックポイント

自閉症の子供は目が合わない、目が合いにくいという特徴があります。小さい頃から目が合いにくくて、親が名前を呼んでも振り向かない、というような行動が見られます。

これは怒られてわざと無視しているということではなくて、親の方に全く意識が向いていない状態、ということであれば不安で心配ですよね。

自分の子供が目が合いにくいと感じた場合どうすれば良いでしょうか?

目次

自閉症の子が目を合わさない理由

自閉症の子供はそもそも視覚優位で耳から情報を得ることが苦手です。そして、相手の感情を読み取ることも苦手で、自分の名前を呼ばれても振り向かなかったり反応しないことがあります。

 

目を合わさないのは、相手の意図を汲むようなコミュニケーションを取ることが苦手だからです。名前を呼ばれたり、話しかけられたりするときに、相手がどういうタイミングや意図で話しているのか、なかなか理解ができないために目を合わせてくれないような動作をとってしまいます。

 

根本的にアイコンタクトとか、空気を読むとか、そういったことが苦手なのも、相手の意図が伝わっていなくてコミュニケーションが取れていないからです。

 

脳で目から得た情報を処理しきれなくて他の情報をシャットアウトし、必要な情報だけを取得しようとします。そのため、耳から入ってくる情報がなかなか理解できなかったり認識できません。目を合わせてくれない場合はそういった不整合が起きているからということがあります。また、そもそも他人に興味がない場合もあります。

 

目が合わない場合から自閉症なのか?

目が合わないからといって、それだけで自閉症であると決めつけることはできません。

子供のコミュニケーションにスポットを当ててよく観察してみましょう!

 

言葉が出るまでに以下のような様子が見られれば少し様子を見ても良いのではと思います。

  • 指さしをして親に何かを示す
  • 人のモノマネをよくする
  • やり取り遊びができる

しかし、うちの子のように折れ線型自閉症というものもありますので、やはり素人では判断が難しいです。

 

また、目が合わないからといって無理やり目を合わせようとしても意味がありません。目があうということはコミュニケーションのやり取りをしようとしているということで、社会性を育てていくためには、そういったアイコンタクトや相手の気持ちを理解する必要があります。

 

コミュニケーションが苦手だなと感じたら、こちらの意図を伝えるには、言葉だけではなく絵や写真で伝えるのが有効です。見通しの使いないことが苦手な場合が多いので、わかりやすく絵などで教えてあげると良いです。

 

心配になった場合は専門医・専門機関に相談しよう

発達に遅れがある場合や自閉症の疑いを持った時は専門医に相談することをオススメします。

 

素人では中々判断できない部分もありますし、発達障害の場合は早期の療育が必要とされます。療育は早ければ早い方が良いとされていますので、ちょっと心配になったらすぐに相談されることが良いと思います。一番良くないのは家族だけで解決しようとすることです、ぜひ頼れるところは頼って見ましょう。

 

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