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折れ線型自閉症について

目安時間約 4分

自閉症の中には、折れ線型の成長をするものがあります。一見、順調に育っているように見えるのですが、いきなりガクッと成長が止まる、もしくは後退しているように感じてしまいます。うちの子はまさにそれで、初めての子供だったこともあり経験不足でわからないこともあったのですが、2歳くらいまでは順調に育っているように見えました。

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2歳までは順調に育っていた

うちの子はいわゆる折れ線型の自閉症です。2歳前後までは発達障害だとは微塵も思っていませんでした。当時は全く知識がなかったため見逃していたということも少なからずあると思いますが、それでも2歳前後までは順調に育っていたと思います。

身体的な発達は通常の子と同程度かむしろ早い方だったと思います。寝返りやハイハイなどは順調で、1歳になるかならないかくらいで初めて歩き出すときに少し戸惑いが見られたような記憶がありますが、歩き出したら早かったです。言葉の方も簡単な単語も順調にしゃべってましたので、2語文3語文も話すんだろうなと思っていました。今(現在6歳)は単語らしい単語はあまり発しないので1歳くらいの時の方がしゃべっていたのではないかと思います。

3歳くらいから兆候が

3歳くらいになってから徐々に兆候が出てきたのかもしれません。まず何より多動でした。当時は家の前が公園のような場所だったのですが、家から外に出るとパーッと走って行ってしまって、どこまでもどこまでも遠くに行ってしまうようになってしまいました。家の中でも落ち着いていることが少なくなってきて、飛び跳ねたり常にうろちょろしていました。

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さらには、3歳ころからクレーン現象がはじまりました。最初は冷蔵庫の前に手を引っ張って「飲み物を取って」という感じでした。徐々に親の手を自分の代わりに使うような行為が目立つようになってきたと思います。言葉の遅れも徐々に目立ってきたので、このころから発達障害を疑うようになってきました。パニックも多くこだわりのようなものも見えてきました。

何より、2歳前後の時と比べて、「人のものまね」や「絵本を読む」などということが無くなってきて、コミュニケーションに関することが以前より出来なくなってしまったいるような感じがしていました。前述のとおり、いろいろと発達障害の兆候はあって知識がなかったため見逃してしまっていた部分もあると思います。それにしても「やりとり遊び」などもめっきり減ってしまったし、親から見るとガクッと成長の折れ線のようなものを感じました。

療育機関に感謝

2番目の子が健常に育っていき、その成長過程を現在見ていますが、2歳後半から3歳くらいからの伸び方が違うように思えました。やはり、発達障害は「こだわり」に阻害されてコミュニケーションが円滑に取れなくなってしまうんだろうなという感じがしています。

本人はやる気になれば出来る能力を持っていると思うのですが、それをなかなか発揮できないんですよね。親としてはとてももどかしく感じます。当の本人は小学生になってから、ずいぶんと落ち着いてきたので、療育をしっかりと受け続けて来た甲斐があったと実感しています。

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