発達障害を持っていても、しっかりと働いて自立をしている大人はたくさんいます。どんな仕事についているのか、なぜ仕事が続けられているのか、障害を持っている人というのは否応に仕事が続けられなかったり仕事ができないことが多いと残念ながら言われているため、不思議に感じている方も多いのではないでしょうか。
発達障害はこだわりが強くパターン化されたもの好む
発達障害を持っている人の特徴としてあげられるのが、強いこだわりを持っていたりパターン化されたものを好むという傾向にあります。
なので、同じ作業を繰り返し行っていくような仕事なら続けられることが多く、仕事のやり方さえ覚えてしまえば自分なりに効率の良い方法で仕事を行い、職場でも高い評価を得るケースも少なくありません。
ただ、仕事ができない理由としてあげられるのが臨機応変に対応する力が低いという点があるため、接客業などは続かないことが多いとされています。
もちろん発達障害を持っている人の中には、接客することが大好きで楽しみながら仕事をしている人もいますから、個人差がかなりあります。
また、営業職は高い会話スキルに加えて対人スキルが必要です。スケジュールも決まっていないことが多いため、急なスケジュール変更に対応できないことも多く、営業職などは苦手と感じる人が多いと言われています。
発達障害に気づいた場合の対応とは
大人になってから社会になじめずうつ病などになって病院に通い、はじめて自分に障害があると気づくことがあります。
また、障害があることに気づけないと、適していない仕事についてしまった場合、うまくいかずに仕事を辞めざるを得なくなってしまうこともあります。
自ずと自分はもしかしたら発達障害?と思ったりすると悪循環にはまってしまうこともあります。
もしも就いた仕事がうまくいかない、コントロールすることができなかったりパニックになることが多いのであれば、一度勇気をもって専門医のもとを訪れてみることをおすすめします。
何らかの発達障害がある場合は自分の力だけで対応することは困難です。困ったら専門家を頼ることが重要です。
発達障害の場合は専門家に相談しよう
専門医のもとを訪れることで、個々の得意としていること、何ができて何を苦手と感じているのか、どういった仕事ならできるのか、逆にできない仕事はどういったものなのかというようなアドバイスをもらうことができます。
そのアドバイスに沿った形で仕事を見つけることができれば、発達障害ならではの得意分野を活かし周囲からも一目置かれる存在になることは間違いありません。仕事ができないのではなく、できる仕事につけていないから仕事をすることができないだけなのです。その点を間違えなければ、必ず適した仕事を見つけることができるでしょう。
支援を受けることも決して悪いことではありません。勇気をもって足を運ぶことが大切です。
まとめ
発達障害が原因で仕事ができない、という場合は自分だけの力で改善をしていくことは困難が伴います。
また、解決に向かったとしてもまた別な展開になると問題がふりだしに戻ってしまうということもあります。
根本的な解決に向けてまずは専門家に意見を聞いて意味てはいかがでしょうか?
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