出産前はこんなにイライラすることなんてなかったのに、出産後どうしてこんなにイライラするんだろう・・・と疑問に思ったママは多いと思います。
私もその一人で、今日はこれしなきゃ!と思っていても全く予定通りに進まず、結局何も終わらないまま1日が終了。思うようにいかない毎日にとてもイライラしていました。
イライラの原因は?
自分はダメな母親だ・・・母親失格だ・・・と思ってしまうその前に、そのイライラには原因があったのです。
その原因とは、実は産後の女性ホルモン「エストロゲン」の急激な減少です。「エストロゲン」は妊娠から出産するまで分泌量が増加します。
しかし出産すると急激に減少します。それによって、ママたちの脳は不安感や孤独感を感じやすくなってしまいます。これが産後のママたちを悩ませるイライラの原因です。
そしてこの不安定な気持ちの時に様々な要因が重なり、いろんな人や物にイライラしてしまうのです。
イライラが爆発するその前に・・・
原因がわかってもイライラは簡単には止められませんよね。
旦那に八つ当たりしてしまったり、物に当たったり、最悪我が子に当たってしまったり・・・
自分を責めて産後うつや育児ノイローゼになってしまう前に、ぜひここで紹介する解消法を試してみてください。
泣くのを我慢せず、思い切り泣く
イライラがピークに達すると、なぜか泣きたくなりませんか?
そんな時は子供とは別室で思い切り泣いてください。声を上げてもいいと思います。
とにかく我慢していたものを涙で流しましょう。思った以上にスッキリして頭が切りまわります。
必要最低限の家事しかしない
掃除、洗濯、食事の用意、などの家事を一度忘れましょう。
子供が小さく離乳食の場合は市販のものに頼ったり、大人のごはんは宅配弁当にする、などできる限りサボって下さい。
サボることに罪悪感を感じてしまうママもいると思います。私もそうでした。でも、よく考えてください。
それまで毎日自分の時間を犠牲にしてやってきましたよね?1日くらいサボったからって誰も責めたりしません。
大体家事(主に食事の用意)は子供のお昼寝タイムに進めますよね。その時間に自分の好きなことをしましょう。
録画して見れていないドラマを見る、漫画を読む、おやつとコーヒーでのんびり休憩する・・・それだけで気持ちもふっと軽くなりますよ。
外出する
とにかく外へ出ましょう。家の中という閉鎖された空間に24時間ずっと子供と一緒はさすがにママも息がつまります。
スーパーにお買いものもいいですが、たまにはおめかしをして街に出ましょう。
おしゃれなお店、かわいい服や靴、それらを買わなくても見るだけで気持ちも明るくなりますよ。
友人とおしゃべりする
女性の一番のストレス発散はおしゃべり、というぐらいおしゃべりはママたちにとって大切なストレス発散方法です。
近くにすぐ会える友人がいない場合は、電話でもいいし、支援センターや児童館に行って同じぐらいの子供を持つママたちとおしゃべりするのもいいでしょう。
最近の出来事やちょっとした愚痴、悩みなど聞いてもらうだけで気持ちも軽くなりますよ。
子どもと離れる
イライラしてしまった時は、子供のお気に入りのDVDを見せたりおやつをあげたりしてその場を去ります。
自分の落ち着く場所に10分ほど逃げましょう。これは私が一番していた解消方法です。一時しのぎにはなりますが、その時のイライラが嘘みたいになくなります。
深呼吸をする
忙しい時ほど子供は何かやらかしますよね。そんな時、イラっとする前に一度深く深呼吸をしてみてください。
深呼吸にはリラックス効果がありますので、気持ちをリセットすることが出来ます。
子供を預けておひとり様を満喫
近くに実母、義母がいないというママも、パパのお休みの日は必ずありますよね。
たまにはパパにどーんと任せて好きなことをしちゃいましょう!心配かもしれませんが、そうでもしないとパパも成長しません。
ママのしんどさ、少しくらいはわかってもらいましょう。パパも難しい・・・というママもいるかと思います。そんな時は一時預かりを利用してみるのはどうでしょうか。
産後の助産師訪問などでそういった資料などを配布している市町村も多いと思います。色んな特典もあると思いますので、一度確認してみてください。
まとめ
育児中イライラするのは当たり前!どーんと構えて前向きに考えましょう。
いくつかイライラの解消法を紹介しましたが、人によってそれぞれだと思いますので、色々試した中で自分に合った解消法を見つけてください。
完璧な家事や育児は100%ムリです。どこか手を抜いて、気持ちに余裕を持つようにしましょう。
自分が悩んでいると他のママは楽しそうに育児しているように感じますが、そうじゃありません。みんな悩み、苦しんでママとして1歩ずつ成長していきます。
私も子を持つママとして悩み、試行錯誤しながら毎日を過ごしています。
一緒に乗り越えていきましょう。
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