今回は3歳の女の子のお子さんのいるお母さんからの、和装で七五三の写真撮影を行った体験談をご紹介します。
3歳の子供が和服の着付けをするのは大変ですね。イヤイヤ期も重なることもありそうで余計に大変ですね。それでも子供の大切な記念や思い出にと写真を残してあげようと思うのが親心です。
七五三で着物の着付けから写真撮影までの大変さ
※実際にいただいた体験談を元にインタビュー風に再構成しております。
[char no=4 char=”管理人”]七五三での状況を教えてください[/char]
[char no=1 char=”お母さん”]うちの子が3歳の頃に七五三のお祝いをしましたが、着物を着る時から写真撮影までが大変でした。
まだ泣き出さないだけ良かったのですが、美容院で着付けをして帯を締めてからは、娘にとって我慢大会のスタート。この日、私の母はレストランに予約をしてくれていて、着物のまま食事に連れていくのを楽しみにしていました。[/char]
[char no=4 char=”管理人”]どのあたりが大変でしたか?[/char]
[char no=1 char=”お母さん”]着付けをしてから我慢の限界が30分程度しかありません。帯がきつくて、楽な姿勢が取れない様子だったのです。女の子ですし、お行儀の悪い格好はして欲しくなかったのですが、落ち着きのない感じでおとなしく座っている事ができませんでした。[/char]
着付と写真撮影が別だと大変
[char no=4 char=”管理人”]写真撮影ではどの点が大変でしてでしょうか?[/char]
[char no=2 char=”お母さん2”]よくデパートで着物のレンタルから写真撮影までパックになっているサービスがありますが、その場合は着付けをしたデパート内で写真撮影ができるからまだいいと思います。ですが、うちの場合はお下がりの着物を持っていたのと、当時、兄が写真スタジオをやっていたのとで、着付けは美容院でして、その後は車で兄の写真館に行き写真撮影をしました。
なので、移動中の車の中では大騒ぎ。後ろの座席で何とから少しでも楽な姿勢を取ろうと、着物のままゴロゴロしていましたが、美容師さんがしっかりと着付けをして下さったので、簡単には着崩れしませんでした。[/char]
[char no=1 char=”お母さん”]撮影は兄がやってくれましたが、娘はブスーッとした顔で笑う事ができず、おもちゃを与えてみても全く効果なし。写真撮影だけは何とかしようと様々な事をしてみるも、そんな時に子供を笑わせる事がこんなに難しいとは思ってもみませんでした。その結果、まったく笑みのない写真が一生の思い出の写真として残る事に。それでも、泣かなかっただけまだ良かったのだと思います。[/char]
七五三には着替えを持って行こう
[char no=1 char=”お母さん”]一度泣いてしまうと、泣き崩れた顔で写真を撮らなければいけなくなりますから。そんな七五三も、今にしてみればいい思い出となりました。 写真撮影にかかった時間は約15分。面白くなさそうな顔をしている娘の笑顔を撮ろうと、みんなで努力をしていたので時間がかかりましたが、娘がだんだん泣きそうな顔になっていったので15分で切り上げました。
兄は「あと1回だけ撮らせてね」などと、まるでその1回で終わるかのように声をかけていましたが、そんな事は何度も通用するわけがありません。いやそうな顔であっても、割り切って終わらせる事も大切だと思います。なぜなら、主役である娘にとってはお祝いの日なので、できるだけ楽しい1日をプレゼントしたいから。子供にとってお誕生日が楽しみであるように、七五三も素敵な1日であって欲しいもの。[/char]
[char no=4 char=”管理人”]何か良い解決策はありますでしょうか?[/char]
[char no=2 char=”お母さん2”]写真撮影までは何とか我慢してもらって、撮影後はすぐに着物から解放してあげました。それならはじめから洋服でもいいかも知れませんね。ですが、母は娘の着物姿を見るのが楽しみだったようで、私としても、七五三の着物は先輩のお嬢さんのお下がりで、先輩に見せる写真が欲しかったという事もありました。
なので、1度は着物を着せなければならない事情もあったのです。できれば、写真館を出てからもお食事シーンの写真とか、神社での写真も撮りたいと思っていました。ですが、主役の娘にとってはもう限界。他に準備してあったドレスにお着換えしました。[/char]
[char no=2 char=”お母さん2”]娘が耐えられるのであれば、そのまま着物で一日過ごせばいいとは思いましたが、耐えられないだろう事は、着物を着た事のある人ならお分かりになると思います。「ドレスに着替えようか」と言うと母が文句を言っていましたが、ピンクのドレスも可愛かったです。ドレスに着替えた後に、「はじめからドレスだけで良かったのかも」と思えるほど。家族が納得するのであれば、着物にこだわらなくてもいいかも知れませんね。[/char]
[char no=2 char=”お母さん2”]解決策については、第一に子供が主役である事を忘れずに考えるべきだと私は思います。なので、無理に着物だけで過ごさず、着物を着せる場合には洋服も用意しておくことをお勧めします。また、子供は食事中にケチャップなどで服を汚すかもしれません。服が汚れないように、食事用のエプロンや着替えの準備もしておくといいでしょう。[/char]
[char no=4 char=”管理人”]ありがとうございました。[/char]
まとめ
子供のことを考えたら和装には着替えが必要ということですね。自分も子供の時は窮屈な服装は嫌でした。
子供といると想定できないことがたくさん怒ったりするものですよね。七五三では準備を万端にして良い思い出が残せるようにしたいですね。
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