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発達障害児におすすめ!コミュニケーション能力を育てる知育玩具

コミュニケーションが上手な子供のイメージを想像してみましょう。誰とでも仲良くなれる社交的な子供でしょうか、それとも誰からも好かれるいい子でしょうか?発語も早くおしゃべりが得意なので安心していたら、幼稚園ではお友達と上手くかかわっていけないこともあります。コミュニケーション能力の真価と、コミュニケーション能力を育てる知育玩具についてお話ししたいと思います。

目次

コミュニケーション能力とは

意見や価値観、知識、感情などの情報を相互にやり取りするのがコミュニケーションです。

 

コミュニケーションはキャッチボールに例えられることがあります。発言のボールを投げる、相手が受け取りボールを返す、返されたボールを受け取るという図式です。しかしよどみなく会話がやり取りされたとしてもコミュニケーションが成立しているとは言い切れません。

 

相手が受け取りやすいボールを投げたかどうか、相手が投げたボールをどう受け止めたかによってコミュニケーションの質は変わってきます。話す力には個々の相手にわかりやすく伝える説明力、共感を得られるリード力、伝達した内容が正しく届いたかを確認する分析力が備わっていなくてはなりません。

 

よい聴き手とは相手の言葉の背景を洞察する傾聴力と、意図する真意を引き出す質問力が要求されます。子供が成長の過程で友達と考えが違ったり、上手くいかなかったりするピンチを打開する術がコミュニケーションです。

 

 

プッシュアウトのために必要な語彙の習得

おしゃべりが少ない子供をもつ親御さんは、将来コミュニケーションが上手にとれるようになるか心配になられるかもしれません。

しかし、寡黙な子供だからと言って、コミュニケーション能力が低いというわけではありません。自分の考えや気持ちをプッシュアウトするには、語彙の豊富さが必要です。

語彙が豊かな幼児は、2世帯3世帯のような周りに大人が多い環境に見受けられます。幼児の思考は具象に限られているので、実体験が多いほど言葉の習得率は高くなります。

 

核家族で母親と子供二人でほとんど時間を過ごすケースは、決して少なくありません。両親ともフルタイムワーキングになると、子供の語彙習得についてはますます心配ですね。

 

限られた生活空間や時間で語彙の習得ができる知育玩具には、絵本がお薦めです。読み聞かせをしながら、登場するキャラクターの気持や行動の理由を考えさせます。もし自分だったらどんな気持ちになるか、違った行動をとったらストーリはどう展開するかなどの質問も投げかけてみましょう。子供は気にいった本ばかりをくり返し読んでもらうのを好みますが、同じ本でも使い方次第で語彙を増やせます。

おすすめ絵本

絵本は基本的に興味を持てばどんなものでも大丈夫だと思いますが、そんな中でもシンプルであきさせないイチオシのものをご紹介します。

 

はらぺこあおむし

定番ですが、はらぺこあおむし、は超おすすめです。

特徴的でカラフルな画や飽きさせない絵本のしかけ、ストーリーどれをとっても素晴らしいですね。

 

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きんぎょがにげた

こちらも有名なきんぎょがにげたです。

好奇心をくすぐるようなストーリーが子どもの心を離しません。

コミュニケーションを取りながら読みやすいのもおすすめなポイントです。

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もこもこもこ

谷川俊太郎作のもこもこもこという絵本です。この絵本は擬音で構成されていて、直感的に面白いと思えるような仕組みになっています。

まず、非常に子どもが食いつきやすいです。最初は楽しいという気持ちで子どもを夢中にさせ、コミュニケーションを取れるような素敵な絵本だと思います。

 

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もこもこもこ (みるみる絵本) [ 谷川俊太郎 ]
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コミュニケーション能力はプルアウト技術

つづいて、非言語要素のコミュニケーションについてです。

言語に加え声のトーンや表情、動作など非言語要素が複合してコミュニケーションが成立します。

 

多面的な観察力と鋭い推察力、早い判断力を統合的に使えて高いコミュニケーション能力が発揮できます。瞬時の洞察力を養う知育玩具として、ウノカードやトランプなどのカードゲームをご紹介します。

 

特にUNOは、ルールがシンプルでわかりやすいので非常におすすめです。

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ボードゲームもコンピューターゲームが主流になってきましたが、テーブルタイプは圧倒的にコミュニケーション能力を育てる要素が詰まっています。カードゲームは一緒にゲームするメンバーの顔色を読む、発した言葉の真意をさぐる、捨て札から狙いを見極めるという心理戦の連続です。

相手の作戦を把握して、フェイントやトラップの仕掛ける高度なコミュニケーション技術も取得します。言葉を多用して相手を攪乱させたり、反対にポーカーフェースで追い詰めたりしながら、優位に立つコミュニケーション能力はゲームから学べます。

また、かんたんなすごろくゲームもおすすめです。アナログなゲームは直にやり取りをすることが多いのでコミュニケーションを楽しく取ることができます。こどもの「楽しい」という気持ちを優先してコミュニケーションを取ってみてください。

 

 

 

まとめ

子供のいじめ問題は学年が上がるごとに深刻化し、最悪の結末に至る事件が後を絶ちません。事件の根底にいじめる側、いじめられる側双方のコミュニケーション能力不足が指摘されています。コミュニケーションが最大に発揮されるのはピンチの時です。

喧嘩した相手を不快にさせないで和解する解決法から一歩踏み込んで、敵意を持つ相手を抱き込んで窮地をチャンスに打開する能力がコミュニケーションです。誰からも好かれるというのは誰からも嫌われないという意味で、対人的な信頼関係が希薄と言い換えられます。コミュニケーション能力を高めて友達から信頼される子供に育てていきましょう。

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