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安全に遊べる知育玩具のおすすめは?誤飲の危険性の見抜き方

感じる、考える、表現するという子供の個性を伸ばし才能を育む知育玩具は、最大限の効果が得られるように工夫されています。子供の興味を引きつけ喜んで取り組めるのは選択の条件ですが、どんなに優れた知育玩具でも忘れていけないのは安全性への配慮です。乳児から幼児期では適切な知育玩具の種類が変わるだけではなく、遊び方も違ってきます。知育が目的の玩具で思わぬ事故にならないために、安全に遊べる知育玩具の見分けるようにしましょう。

目次

安全性で選ぶ赤ちゃんの知育玩具

ベビージムやベッドメリーは、赤ちゃんが初めて出会う知育玩具です。簡単に倒れない安定した設計になっているか、ベッド枠に取り付ける場合にはしっかり固定できるかを確認しましょう。部品のジョイント部分が簡単に外れないようになっている事も、チェックが必要です。大人の目から見てデザイン性に優れていても、尖った形状や硬い材料は万が一の転倒や落下時に赤ちゃんが怪我をしてしまうかもしれません。音に対する過敏性は赤ちゃんによって違うので、オルゴールがついている場合は音量が調節できるものがいいでしょう。

少し大きくなった時に使えるように、ベビージムやベッドメリーのオブジェが取り外せるものもあります。この時期の赤ちゃんは、色々なものを口に持っていき識別する練習をします。材料にアレルギー物質や金属類、水に溶ける塗料などが使われているものは、赤ちゃんを危険にさらすことになります。ガラガラを選ぶ時にもこのポイントは、入念に調べてから購入しましょう。

 

誤飲や狭窄を配慮した知育玩具選び

お座りやたっちができる頃から与えたい知育玩具の積み木やブロック類は、4、5歳になっても使えます。
赤ちゃん時代には掴みやすい大きめのものを選び、指先の器用さが増してくるにしたがって精巧なキッドに移行するようにします。長く使えるように小さなサイズを選んでしまうと、誤飲の原因になります。家庭で起きる赤ちゃんの事故で誤飲は、決して少なくありません。

積んだり並べたりするほかに、投げるというのも積み木を使った子供の遊び方です。硬すぎるものは家具や床を傷つけ、子供自身も怪我をする可能性があるのでさけなくてはなりませんが、反対にもろすぎる物もよくありません。割れた時の怪我の心配はもちろんですが、破片をつまんで口に持っていっていき誤飲することがあります。末端神経の刺激によって脳の発達を促す知育玩具に、紐通しやビーズ遊び玩具があります。紐を通す穴やビーズの穴のサイズが、子供の指が挟まってしまわないかどうか確認しましょう。紐が細すぎたりすると夢中で遊んでいるうちに指に絡まって、血流を妨げる事故になります。

 

衛生的な知育玩具と万が一の危険に備えて

子供が遊ぶ知育玩具はいつも清潔にしておきたいものです。新陳代謝の活発な子供は発汗量も多く、小さな赤ちゃんならよだれがいっぱいです。知育玩具には汗や涎にごみや埃が付着して雑菌が繁殖します。洗ったり拭いたりというお手入れが簡単にできるように、なるべくシンプルなデザインのものを選びましょう。子供が大好きな知育玩具のひとつ絵本には、表面が樹脂コーティングされていて汚れをさっと拭いて除菌できるものがあります。布製の絵本は、必要に応じて洗濯ができ日光消毒もできるので衛生面で安心です。

室内で遊ぶちびっこハウスやドールハウスは、子供の創造性を駆り立てる知育玩具です。人形やぬいぐるみ、子供が身につけるお面や仮装コスチュームなども、ストーリー遊びの補助役になります。火の気がなくても長時間高温にさらされることで、発火したり有害気体を発生したりすることがあります。燃えにくく有害性のない自然素材をで作られたものを選ぶのがポイントです。

まとめ

玩具の安全基準は1971年に策定され、知育玩具もその対象です。怪我をしない形状を調べる先端テストテスト、喉を詰まらせないサイズを調べる通過テスト、燃えやすい材料が使われていないかどうかという可燃性テストのほか化学的特性テストが実施されています。科学的特性テストは厚生労働省が定める食品衛生法を基準に、重金属やフタル酸などの検査を行います。玩具安全基準に合格すると玩具安全マークが付けられ、マーク付き玩具で事故が起こった時には損害補償金が支払われます。

しかし保証されているからといって、事故が起こってしまっては取り返しがつきません。
子供に安全な知育玩具を選ぶ目を養って、子供を危険から守ってあげましょう。

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