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発達障害の人の仕事で行いたい工夫とは?

発達障害の方はせっかく就職先を決めても、その後仕事が遅い、周りとの協調性に欠けるなどの理由で職場でいづらくなる、解雇されてしまうケースが少なくありません。自身が発達障害を抱えていると自覚しているのであれば、職場で上手くやっていくための工夫が求められます。

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発達障害の人は視覚優位

発達障害の方はコミュニケーションを苦手としている方が多く、耳から受ける情報を処理することを苦手としやすいのです。そのため口頭にて指示を受けても、十分に内容を理解できなかったり、聞き間違えたりすることがあります。指示がしっかりと理解できないと仕事にも支障が出てきますので、指示を理解する工夫をしてみましょう。まず指示を受ける前に口頭だけでの説明だけではわかりづらいため、メモなどで図解を交えながら説明をしてほしいと頼むようにします。可能であればフローチャートやマニュアルを作ってもらって、後でわからない部分を見返せるようにしておくといいでしょう。また、ただ単純に聞いているだけでは理解しづらいですから、自ら小まめにメモを取ることも理解を深めるうえで重要になってくるでしょう。

一つのことに集中しすぎてしまう傾向が

複数の方から指示を受けると、一人一人指示の仕方が異なり混乱する原因にもなるため、指示を出す人を限定してもらったほうがコミュニケーションが取りやすくなります。また、仕事を指示されるときは一つだけでなく複数のものを同時に任せられることも出てきます。一つ役割を与えられるとそれに集中してしまって、後から言いつけられる仕事の方が優先順位が高くてもそれを後回しにしてしまったり、他の仕事を先延ばしにしてしまったりすることも出てくるのです

仕事の優先順位を明確にする

段取りを上手くする工夫としては、自分がやるべきものを全てリストアップすることです。指示を出されたらそれをリストに書いておいて、さらには納期も併せて書いておきます。このように管理をしておくことによって、自分がやるべきタスクの優先順位がわかりやすくなります。そして片付いたタスクに関してはそのリストからどんどん消していくようにします。リストから消していくことによって、仕事をこなすことができたという達成感と充実感を味わうことができるようになるのです。

まとめ

発達障害の人は耳よりも目からの情報の方が処理しやすいです。また、一つのことに集中しすぎてしまうため、自己管理が苦手な一面もあります。そのため、仕事をリスト化して仕事が見える状態にしておくことが重要です。自分で優先順位を付けることが難しい時は、周囲の人に助けを借りましょう。指示を出してくれる上司や先輩に頼んで代わりに優先順位をつけてもらって、どのタスクを先に行うべきなのかを指示してもらいましょう。

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