世の中には仕事を転々とする人もたくさんいますが、その中には発達障害の人も結構含まれてます。発達障害の人は、集中力はあるもののコミュニケーション能力が低かったり接客業やチームでの仕事には向いていない事も多いです。そのため、たくさんの人がいる職場では浮いたりすることも多く、遅刻や約束が守れない等の為しばしばパワハラを受けることもあります。
職場に適用できなくてストレスを抱える
このような状況が続くと職場に行くのが本人自体苦痛になるため、仕事が続かないということになります。発達障害の人によっては、そのような状況でも自分が悪いのだからと我慢してしまう人が多いです。周りからの嫌がらせやいじめ、上司からの叱咤などで精神的にストレスを感じることも多くなります。そうなると、適応障害や社会不安、睡眠不足、うつ病、パニック障害などの精神疾患を起こす二次障害が起こってしまいます。
発達障害者の人に向いている仕事
自分に合わないと思って仕事を辞めるのはある意味、自己防衛になっている部分もあります。我慢して精神的におかしくなってまで同じ職場にいる必要はありません。その職場でしか仕事は無いというわけではなく、他にも仕事の選択肢は色々とあります。発達障害の方は、同じことを繰り返すような仕事にはとても向いていると言われています。工場等での単純作業や清掃、データ入力など、毎日同じことを繰り返し行うような場合、発達障害でない方より能力を発揮する人もいます。他にも芸術関係や研究者の中にも発達障害の人は結構いらっしゃいます。高学歴だけど発達障害という人もいらっしゃって、活躍されている人も多いです。特に、自分のペースで仕事ができるような職人さんの仕事などは発達障害の方には向いていると思われます。
自分にあった職場を探そう
発達障害だからと悲観的にならなくても世の中には自分に合った仕事がきっとあるはずです。発達障害でない健常の人でも、自分が与えられた仕事を一生我慢してストレスを抱えながら行っている人もいます。ひとつの仕事が例え発達障害が原因で続けられなくてもその分色々な仕事を試すことができると思ってみるのも良いのです。何事もそうですが、ネガティブに考えれば病気になってしまいます。転職などで時間ができたら資格など取って自分の強みを増やしてみるのも良いです。
まとめ
発達障害だからと後ろ向きにならず、自分に合う好きな仕事をとことん探してみることはとても良いことです。障害者支援施設やハローワーク、発達障害の人の為の施設などでは相談に乗ってくれますので問い合わせてみるのも一つの手段です。
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