発達障害児の子育ては本当に大変で、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。発達障害児のいる家庭では、家事と育児と仕事のバランスを常に考えていかなければなりません。そのため、母親に過度の負担がかかってしまいますので、父親の役割がとても重要になってきます。
発達障害児は目が離せない
発達障害児は多動であることが多くて、危険なことを察知しにくい場合があります。例えば、飛び出しなどが一番心配で、交通量の多い道路の近くであっても構わず道路の方に飛び出してしまうこともあります。自分の興味のあることに集中しすぎてしまうため、周りが見えてなくて危険なことも気づかない場合があります。他にも家から脱走してしまう場合や自傷行為がある場合など、家の中にいても目が離せないことがあります。そうなってしまうと、家事も進まないし、買い物もできない、親のストレスだけが溜まっていくということになってしまいます。他に兄弟がいて小さい子供がいたりすれば尚更です。
とにかく手が必要
発達障害児の子育てはとにかく手がかかります。好き嫌いが多かったり、こだわりを持っている場合がほとんどですので、苦手なものを排除してなるべく落ち着く環境を整える必要があります。ちょっと歯車が狂うとパニックを起こしてしまったり、暴れて手がつけられないということになりかねません。一人で身の回りのことができない場合も多く、親の手を借りることが多くなってしまい、とにかく時間がかかります。幼稚園や小学校に通学している場合は、登下校の心配があったり、また、子供の情報を共有するために親と幼稚園、学校の関わりも通常の子供より多くなることがありますので、手間がかかります。
父親のサポートが必要
発達障害児の母親はとにかく忙しくて大変です。その負担を父親がカバーしてあげるようになれば、負担も軽くなり、子供にとっても良い影響があります。父親は日中仕事をされている方が多いと思いますので、できる範囲でお手伝いすることが良いと思います。中には朝から晩まで仕事ざんまいという方もいると思いますが、そんな中でもできることはあるはずです。休日に掃除や洗濯料理を手伝ったり、休日の日に子供を外に連れ出して少し休んでもらうことなど、少しでも負担を減らして家庭が回るような配慮があればお母さんも助かるはずです。
まとめ
父親のサポートがあれば、母親の負担が減るはずなのですが、どう手伝っていいかわからず手を出せないという人も多いと思いま。私も最近までは何をして良いかわからず、ただ見守っていることが多かったのですが、まずはできることとして、お皿洗いや掃除、おもちゃの片付けなど、簡単なことから実践していき、料理や洗濯も実際にやってみるうちにちょっとずつできるようになってきました。わからない方はとにかく実践してみるのが一番かもしれません。
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