発達障害児の親となると仕事と育児の両立が大変です。子供の調子が悪いと急に帰宅しなくてはならなくなったり、妻に負担がかかりすぎてしまったり、長時間仕事をすることが難しい状況になります。
職場に大変さが伝わらない
現に私も職場で繁忙期を迎え、仕事で非常に忙しいのですが、なかなか仕事に集中できないことがあります。その理由としては、まず発達障害児のいる家庭というものが他の人にどのくらい大変なのかということが伝わらないことが一番だと思います。私は職場では子供に障害があることを伝えてはいますが、大変さは10分の1くらいしか伝わっていないと思います。
発達障害は一般的に認知が高まってきているとはいえ、育てている家庭の負担についてはなかなか認知されていない。
最近の一番の悩みはこのあたりだったりします。本当に大変なので、仕事もままならない時もあるのですが、仕事はきちんとやらなくてはいけません。どうすりゃいいんだ!と日々思います。
とにかく登下校が大変
うちは小学校に上がるとどちらかが仕事をやめなくてはなりませんでした。一年生のうちは地域の学校の特別支援学級でしたが、自分一人では登下校できないため、朝一緒に登校し、授業が終わる頃に迎えにいく必要があるからです。二年生になり特別支援学校に転校してらからはスクールバスになりましたが、毎日のバスの送り迎えは必須です。朝の登校はもとより、低学年のうちは授業が終わる時間が早いため、日中はとても仕事をしている時間が取れません。取れても2〜3時間程度といったところです。こういったところからうちでは妻が仕事を辞めました。
行動援護やデイサービスの送迎を上手く使えば、何とかやりくりできるかもしれませんが、現状では送迎のあるデイサービスはどこもパンク状態ですので中々見つかりません。どのご家庭も大変だと思うのですが、うちのように仕事を辞めなくてはならない家庭が無くなれば良いなと思います。これは発達障害児の親だけではなくて、社会問題ですよね。小さい子供が多いほど大変だと思います。
本人が一番大変
しかし、世の中にはもっと大変な人がいて何より、発達障害の当事者が一番つらいのだと思います。最近では法律も整備されかなり障がい者の方々が働きやすくなってきています。障害者の雇用の差別をなくする法律も整備されてきています。やはり役割を分けてしっかり労務管理していくことが重要なんだなと思います。自分がつらいつらいなんて言ってられませんね。
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