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自閉症児の子育は親の育て方が悪いわけじゃない

自閉症の子供を育てていると、他の子供と比べがちになります。そして、うちの子の発達が遅いのはもしかして私のせい?とい心理になってしまいます。しかし、発達障害は親の育て方や家庭環境でが関係するものではありません。もちろんどんな子供でも愛情を持って育ててほしいものですが。

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健常児との発達の違い

うちの子供を見ていても長男(発達障害)と次男(健常児)と同じように育ててきましたが成長の仕方がまるで違いました。むしろ長男に手がかかった分、次男にはかわいそうな思いをさせています。じゃあ結局何なんだという話になりますが、発達障害は脳の機能障害であり、「強いこだわり」が発達を妨げているのだと思います。幼少期にコミュニケーションの能力が育たないということは、すさまじいハンディキャップだと思います。言語能力についても同様だと思います。

自閉症児の「こだわり」

うちの子供のケースですが、何をするにもこだわりが邪魔をしていて新しいことに非常に慎重です。言語はかなり理解していますが、言語でのコミュニケーションを避けようとしているのか、発語は今のところほとんどありません。過去にはいっぱいしゃべっていた時期もあるので、何かのこだわりがあるんだろうと思いますが、そのあたりは本人のみぞ知るという感じです。知的な遅れも多少ありますが、こちらの言っていることはほぼ理解できているようで、最近は結構難しいことでも理解して聞いてくれます。じゃあしゃべれるはずじゃん、と思うのですが、そこはやはり「こだわり」なんでしょうか。言葉を文でしゃべるということができないので、苦手意識が強いのかもしれません。

次男を見ていると親の育て方は本当に無関係だと思います。長男の分までしゃべるっているのか、3歳児なのに本当に流ちょうにしゃべります。健常児の子育てってこんな感じなんだと毎日驚きの連続です。しかし、長男もどこかで歯車が合えば劇的に伸びてくれるようなきがしています。成長を妨げる正体の一つは「こだわり」なんでしょうけど、個性の一つでもあるので尊重したいものです。

 

周りを頼って相談しましょう

親としては子供の成長が遅いことで責任を感じてしまうものだし、子供の将来のことなどを考えると悲観的になってしまうと思います。しかし、最近は発達障害も理解されるようになってきましたし、社会的な解決についてはこれからという分野なので改善されていく部分が多いと思います。療育機関も充実してきていますので、まずは専門家に相談することが一番大事だと思います。背負いこみすぎると親がダメになってしまうので、周りにどんどん頼りましょう。

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