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発達障害のかんしゃくや一人遊びへの対応の仕方

発達障害を持つ子供に対して、どのように対応していけばいいのでしょうか?正しい対応で子供を支援し、子を苦しめないようにすることもとても大切です。

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発達障害のかんしゃくへの対応の仕方

発達障害を持つ子に多く見られるのがかんしゃくですが、かんしゃくを起すときは、静かな場所で子が落ち着くまで見守ってみましょう。このとき、子がかんしゃくを起し暴れた際に危険が及ぶような物は急いで片づけましょう。また、このとき避けたいのは、その場ですぐに言い聞かせようとすることです。興奮している状態で話しかけても本人には届いていない可能性も少なくありません。逆に話しかけられたことがさらに刺激となってしまってよけいに混乱してしまう恐れもありますので、その場ですぐに言い聞かせることは避けましょう。大声で叱ったりするのも良くありません。子がなぜ癇癪を起したのかその原因を探り、こだわりを持っているということを認めてあげること、不快に思っていることを排除したのちに、次はどういった行動をするのがいいのか明示してあげるといいでしょう。

発達障害児の一人遊びについて

また、障害のある子どもはほかの子と遊ぼうとしないケースもあります。このとき、無理に一人遊びをやめさせてほかの子と遊ばせることはしてはいけません。このような時は、子のペースで遊ばせてあげることが大切です。無理強いすることで後々、他者と関わることが苦手となってしまう恐れもあるからです。子どものありのままを受け入れること、子どもが楽しめることや喜びを優先させてあげて、親としてもそれを一緒に楽しむくらいがベストです。発達には個人差がかなりありますので、他者と関わろうとしなくても年齢とともにかかわりを持とうとすることが増えてくることも多い傾向にあります。

視覚的な補助をしてあげよう

さらに行動に区切りを持つことができない場合は、強引に中断させてはいけません。さらに混乱を招く恐れがあります。このような時は、子どもが視覚的に把握しやすいようスケジュールを作ってあげるようにします。ただ、スケジュールと言ってもがちがちに固めるのではなく、毎日の行動、たとえばお風呂やご飯、歯を磨く時間、遊ぶ時間などある程度一日の中で決まっている時間に起こす行動をスケジュールにして把握させるといいでしょう。また、片付けの方法を教えてあげたり、片付けも一つの遊びとして取り入れるようにすると、行動に区切りをもつことができるようになってきます。その時の状況によって臨機応変に対応していくことができるようになれば、障害を持つ子も社会に適応することができる行動を起こせるようになってきます。

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