自分の子供がもしかして自閉症?と思った時はとても不安な気持ちになりますよね。
今回は自閉症の子供に見られやすい赤ちゃんの頃特徴について詳しく見ていきたいと思います。
自閉症の赤ちゃんの頃の様子
自閉症の赤ちゃんは健常の子供と違い特徴的な行動を取ります。
一見普通の赤ちゃんと何ら変わりないのですが、生後3ヶ月から半年頃からだんだん違いを感じるお母さんが多いようです。
例えば、普通の赤ちゃんは、ちょっと親が自分の視界から離れると不安になって泣いたりします。
しかし、自閉症の赤ちゃんはお腹が空いて泣くことはあってもお母さんが見当たらないから泣くという事がない場合があります。
泣くタイミングが普通のこと違ったり、一人にしても何かしら遊んでいて泣かなかったりします。ちょっとポイントがずれている場合もあります。
赤ちゃんは眠い時などぐずって親が抱くと安心しますが、自閉症の子供は、抱っこをすると反るような反応を見せ、抱っこしづらいケースが見られます。
順調に育っているように見えても言葉も出てくるのが遅かったり、ハイハイや歩いたりという事も月齢を過ぎてもできないことがあります。1歳数か月過ぎても発達に心配があるようなら注意深く観察する必要があります。
自閉症の子にある特徴的な行動とは?
また、大きな特徴として自閉症の赤ちゃんは人見知りしない子が多いです。誰に抱かれても人見知りせず泣かずにいることが多いので大人しい子供なのかなと思われることもあります。
人見知りで泣くということは親をしっかり認識しているということであって、一緒に住んでいる家族などを識別している証拠です。
自閉症の子の場合その認識が薄いため誰に抱かれても嫌がらないケースが多くなります。
また、何かで遊び始めたらいつまでも止めない驚異的な集中力があったり、突飛な行動を取ることもあります。
何も原因が無いのにように見えるのにいきなり泣いたり、衝動的に物を投げたりすることもあれば、行動が激しくなる赤ちゃんもいます。
赤ちゃんの行動で気になるようなことがあるならば、以下の自閉症の特徴と照らし合わせてチェックしてみください。当てはまらなければ心配ないですし、当てはまっても必ずしも自閉症とは限りませんが注意は必要です。
- 抱っこすると反り返ることが多い
- 人見知りをしない
- かんしゃくやパニックが多い
- 何か1つのことに驚異的な集中力を見せる
- 目がなかなか合わない
診断は、3歳くらいになってから特徴が見られることも多いのでそれまでの赤ちゃんの行動をしっかり見ておいてください。
自閉症などの発達障害の相談窓口
まずは、心配な場合は小児科などで行動などを医師に相談してみて下さい。
また、定期検診などで発達の状況を見てくれますのでそれを利用するのが一番簡単かもしれません。定期検診でひっかかるようならばその場で医師や保健士さんと発達障害について相談ができます。
その場で診断されることは無いかもしれませんが、可能性があるかどうかなど目安になるのでそのような機会を逃さないようにして下さい。
発達障害の子にとって療育を受けることは早ければ早いほど良いとされていますので、兆候が見られるようであれば早めの相談が良いと思います。
[blogcard url=”https://rp1l.net/321.html”]
コメント