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お中元・お歳暮のお礼状の書き方や例文について

お中元やお歳暮を貰った場合、お返しを絶対にしないといけないことはないのですが、お礼の気持ちを伝えるのが普通です。親しい間柄なら電話でありがとうと伝えてもよいのですが、電話やメールは略式なのでやはりお礼状をきちんと出すべきです。しかしお礼状はできるだけ出したほうがいいのですが、貰ったお中元やお歳暮に対してお礼状を書く場合、どのようにすればよいのかわかりにくいものです。お礼状の書き方について、例文を交えながら紹介していきましょう。

目次

お中元・お歳暮のお礼状はできるだけ早く出す

貰ったお中元やお歳暮に対してお礼状を出す場合、大事なことはできるだけ早くお礼状を出すようにすることです。
品物を貰ったら電話やメールでお礼をするのではなく、正式にはお礼状を出すのがマナーになります。
お礼状を書く時は特に堅苦しく考える必要はなく、自分の言葉で素直な気持ちを伝えれば良いのですが、丁寧にきちんと書く必要があります。
書く時はしっかりとお礼の気持ちを述べるようにし、その時、家族も喜んでいる様子を伝えると良いです。
またお中元やお歳暮は最も暑い時期や寒い時期に貰うものなので、相手の健康を気づかう言葉を書き、最後に今後のおつきあいをお願いする言葉も入れるようにします。
お中元やお歳暮に対してお返しは不要なのですが、お返しする場合はお礼状に別便にて品を送った旨の内容を記しておき、少しタイミングをずらして送付するとよいでしょう。お中元のお返しは、暑中御伺もしくは残暑御見舞として贈るのがマナーです。

 

お中元のお礼状の書き方と例文

お中元は暑い時期に届けられるので、お礼状は暑中見舞いの体裁にならって文章をまとめると良いです。
まず時候の挨拶にはじまり、まずはお礼を述べて自分や家族が喜んでいる様をできるだけ具体的に書くようにします。
そして先方の体調を気づかう言葉を添え、結びの言葉へと持っていきます。
例文を挙げると、まず拝啓と記し、その後、盛夏の候、皆々様にはお健やかな日々をお過ごしのこととお喜び申し上げますと続けます。
そして、私共もおかげさまで変わりなく元気で過ごしていますのでなにとぞご休心くださいと一筆したためます。
次に、このたびはまことに結構なお中元の品をお送りくださいまして厚く御礼申し上げますと続け、家族ともども大変喜んでいると言葉を添えます。
そして最後に、暑さ厳しき折くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます、という言葉で絞めます。
暑中見舞いとお中元のお礼状を兼ねる場合は、冒頭の言葉を暑中お見舞申し上げますという言葉に置き換えてもよいです。

 

お歳暮に対するお礼状の書き方と例文

お歳暮を貰った場合もお中元と同様、なるべく早くお礼状を出すようにし、一年間の相手に対する感謝としてお礼状には一年間お世話になったことを書きます。
大事なのは、お歳暮を貰った行為そのものではなく、心づかいに対して感謝の気持ちを伝えることです。
例文を挙げると、まず拝啓師走の候ますますご隆盛のこととお喜び申し上げますという言葉からはじめます。
次に、このたびはまことに結構なお歳暮の品をお送りくださいまして厚く御礼申し上げますと書きます。
そしてこのようなお心づかいをいただき恐縮に存じ、身に余るお心づかいに大変うれしく思いますと続けます。
最後は、年末余日少なき折から皆様の一層のご健勝と発展を心からお祈りいたします、という風に締めます。
お礼状は年末の挨拶になるので来年の厚誼をお願いするひと言を書き添えるのも良く、年末年始は寒くなるのでお体を慈愛する旨の言葉も加えましょう。

 

感謝の気持ちをしっかり伝えよう

お礼状を書く時に最も大切なのはすぐにお礼の気持ちを伝えることで、貰った物に対する喜びの気持ちを素直に表現することです。
貰ったお中元やお歳暮に対するお礼状を書く時は、できるだけ具体的な感想を入れると良く、贈った人に喜んでもらうことができます。
その際、簡単に自分の今の状況を伝えたり、日頃のお礼なども書き添えると良く、最後は相手の健康を願いながらとり急ぎお礼だけを伝えたくという形で締めくくります。
冒頭は、お中元とお歳暮それぞれの四季に合わせた言葉の挨拶から書き始めるようにしましょう。

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