私たちの肌は加齢に伴って劣化していきます。
きちんとケアを行っていれば、その劣化の速さを遅らせることは出来ますが、スキンケアをしていてもシワやシミが出来てしまうことはありますよね。
そんな肌トラブルの一種に皆さんも悩む「シミ」が挙げられますが、実は皆さんが今までシミと思っていたもの…悪性のガンの可能性があります。
今回は、そんなシミを間違えやすい悪性のガンを早期発見出来るように特徴についてみていきましょう。
シミと間違えやすいガンとは?
このシミのような形をした悪性ガンの名前を「メラノーマ」と言います。
メラノーマは、シミの原因とされるメラノサイトがガンになったもので、現在でも詳しい原因が分からないところが気を付けなければいけないポイントとなります。
色が薄い場合はシミと間違えることがあり、色が濃い場合はホクロと間違えることがよくあると言われているので、どちらの形にしても気づきにくいという点はガンを進行させることになるので注意が必要と言えますね。
それではメラノーマについてみていきましょう。
メラノーマの種類について
メラノーマは大きく分けて3つの種類に分けられます。
順にみていきましょう。
• 末端黒子型
症状が現れる場所が顔だけではなく、手や足、爪などに見られる比較的に範囲が広いタイプを差します。
色は薄い茶色のような物から真っ黒まであるので、ホクロと間違えることも多々あるようです。
進行スピードは他の種類と比べても遅い方と言われていますが、早期の発見が出来ないと治療が出来なくなる可能性もあるので、十分に注意が必要です。
• 表在拡大型
子どもから大人まで全ての年齢を対象に表れる型とされています。
体のどこにでも出来る可能性があり、皮膚が少し盛り上がる程度なので出来物と勘違いする方も多いようです。
また、背中など見えない場所に出来てしまった場合は発見が遅れてしまうのも特徴と言えます。
こちらは転移の恐れがあり、若ければ若いほど進行も早いので早期の発見が重要となります。
• 結節型
主に高齢者に発症するケースが多く型です。
こちらも表在拡大型と同じように全身に出来る可能性があります。
表在拡大型と同じく、皮膚が少し盛り上がるところが特徴ですがこちらは症状が進行すると黒い色がついていくのが特徴です。
結節型は最も進行速度が速く転移の可能性も高いことから一番危険なメラノーマと言われています。
それでは気になる治療法についてみていきましょう。
メラノーマの治療法は?
基本的に悪性の皮膚ガンですので、早めに発見することが出来ればその部分だけを切り取ることで処置は終わります。
その後、経過を見て異常が見られれば転移を考えて抗がん剤を使用することもあるようですね。
まとめ
いかがでしたか?
メラノーマは症状が重度のものとなると切除の手術だけでは対処をすることが出来ません。
ただのシミかと勘違いしたまま命を落とすケースも多くあるので、違和感を覚えたら病院で検査を受けるようにしましょう!
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