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PTSD(心的外傷後ストレス障害)が起こる原因や主な症状とは?

PTSDとは、心へのダメージを受けた後に何らかの後遺症が残る病気のことを指します。
皆さんに馴染み深い言葉で言うと「トラウマ」が近いものではないでしょうか。
今回は、このPTSD…正式名称「心的外傷後ストレス障害」について話をしていこうと思います。

目次

PTSDが起こる原因は?

前述で例えたように、PTSDになってしまう原因は、大きな災害や虐待、事件などで強い恐怖によって心に傷がついてしまうことです。

あまりそういったことに関わりがない人からすれば、

「時間が忘れさせてくれるよ」

「もう同じことは起こらないから大丈夫大丈夫!」

と、簡単に言うかもしれませんが、実は研究によるとPTSDになっている方は、心はもちろんのこと、そのトラウマによって脳に外傷が残ることが判明しています。

全ての人がPTSDを発症するわけではありませんが、どんなにストレス耐性を持っていても心へのダメージが大きければ大きいほど発症してしまうようですね。

 

主な症状は?

症状は大きく分けて3つです。

 

再体験症状

まずは再体験症状について話をしていきましょう。
簡単に説明すると、トラウマとなる原因となった事象が脳の中でもう一度思い出される症状を指します。
フラッシュバックと言えば分かりやすいかもしれませんね。
一瞬で終わる場合もあれば、症状に悪化によっては全く同じことを体験している錯覚に陥り、体を揺らしても話しかけても抜け殻のようになって反応できなくなるほどに長い場合もあるようです。

 

回避や麻痺の症状

トラウマを連想させるような場所を避けて通ったり、それを連想させる言葉を全く使わなかったり、友人がそれを使わないように無意識に誘導するような症状です。
その症状の厄介なところは、同じ場所しか通らないまたは家から出ないなど極端に行動の範囲が狭くなるので、同時にうつ病なども引き起こす可能性があります。また、どんどん感情がマヒして反応が無くなっていくこともあるようですね。

覚醒亢進状態

一言で表すと、とにかく周りのものに敏感になります。
それは音であったり、視界に入るものの動きであったり、匂いであったり、さまざまです。
精神的に常に張りつめていることから心の疲れが起き、睡眠も長くとることが出来なくなるため、生活に支障をきたすことが多いようですね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?
ただの「トラウマ」と聞くと、意外と安っぽく聞こえてしまうのが今の時代の現状ですが、PTSDと聞くとしっかりした病気だと感じますよね。
症状の特徴を見て頂いて分かる通り、ほとんどが生活に異常をきたすものとなります。
もし自分がこのような状態であれば、今すぐ病院へいき治療の相談をしてみましょう。
また、周りにPTSDの方がいた時は良き理解者になってあげてくださいね!

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