赤ちゃんは出生から5ケ月が経過すると、いろいろなものに興味を示すようになります。
また、この時期になると体を引きずりながら進む方法を覚え、早い子ではハイハイが出来るようになるので、ふと気づいた時にいなくなるというようなことも多くなっていきます。
このような時期に一番多くなるのが今回のテーマの「誤飲問題」です。
今回は、タバコなどの次に多いボタン電池などの電池を飲み込んだときの対処などについて紹介していきたいと思います。
「電池を飲み込むことなんてないでしょ」と思う方もいるかもしれませんが、赤ちゃんがボタン電池を飲み込むのは昔かなり話題になったことでもあり、現在でも起こっていることなので油断せずに勉強しておきましょう。
ボタン電池を飲んだら…?
市販されているボタン電池は、一般的に電池としての役割を終えるまでは一定の電圧を持っています。
それでは、まだ使用できる状態の電池を飲みこむとどうなるのでしょうか?
もう皆さんお分かりのこととは思いますが、
誤飲された電池は、大人、子供を問わずに消化器官の中で放電します。
この影響で、体内にアルカリ性の消化液が作られることで潰瘍が出来てしまうのです。
ボタン電池にはリチウムタイプとアルカリタイプの2種類がありますが、赤ちゃんの胃腸は未発達なので、どちらの電池でも飲み込んだ際は、潰瘍になる可能性が非常に高いのでいずれにしろ十分な注意が必要と言えますね。
誤飲が発覚したらすぐに病院へ
赤ちゃんがボタン電池などを飲み込んだ際は、皆さんに出来ることはありません。唯一出来ることは病院へすぐにつれていくことです。
病院へ連れて行く際は、いつ飲み込んでしまったのか?どのような電池なのか?まだ使用できる電池だったか?などの情報を全て把握して連れていきましょう。
場合によっては早急な手術が必要になることあり、命への危険も大きいものとなってくるのでしっかりと情報を伝えましょう。
誤飲を防ぐには?
ボタン電池に限らず、赤ちゃんが手に握ることが出来るものは手の届かない位置においておきましょう。私の身の回りの経験で言うと、食べ物の匂いがする消しゴムを赤ちゃんが飲み込んでしまい病院へ運ばれたという話があります。
とにかく何でも口にしようとする赤ちゃんだからこそ、小さいものは遠ざけておきたいですね。
今回のように電池だけの対策でいうと、使わない電池は赤ちゃんの力では開けられないケースの中にしまうというのも一種の手になりそうです。
20秒間トイレに行くだけだから…すぐにゴミ捨てにいって戻ってくるから…とこういう油断する気持ちがある時にこそ赤ちゃんに事故が起こります。
ですので、毎日気を引き締めてしっかり赤ちゃんから目を離さないように心がけておきましょう!
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