発達の遅れが心配になると、自分の子が自閉症では?と思い心配になってしまいますよね。特にクレーン現象は自閉症の子によく見られる行動です。

では、クレーン現象=自閉症なのでしょうか?

クレーン現象があった場合の対処方法について書いていきたいと思います。

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クレーン現象と自閉症の関係とは?

 

クレーン現象とは、子供が親の手自分の手の代わりにして自分のやってもらいたいことをまるでクレーンのように行わせようとする行為のことです。

具体的にはペットボトルの飲み物が飲みたいという欲求に対して、親の手をペットボトルまで引っ張り開けてくれ、というような行動をします。

うちの子(自閉症)の場合は7歳ですが、これと同じようなことを1歳代から今までずっとやっています。

要求を、指さしや言葉で伝えるのが苦手で、代わりに親の手を使ってやってもらおうとします。

 

ですので、クレーン現象は言葉がまだ出ていない、もしくは出始めているころの1歳から2歳くらいの子供に多く見られます。

自閉症の子は言葉の発達が遅いため良くクレーン現象があることから、クレーン現象=自閉症という風に見られることがあります。

しかし、1、2歳のうちは本当に自閉症かどうかは専門にしか見極めることは難しいです。

自閉症であるかどうかは、指さしをしているかどうか、言語の遅れは無いか、よく目があうか、運動機能に問題はないか、などを総合的にみて判断する必要があります。

 

 

健常児でもクレーン現象はあるのか?

健常児でも1、2歳の頃にクレーン現象が見られることはあります。

言葉が出ていない幼児は自分の意思を伝えるために、親の手を使ってお願いしようとするためです。

なので1、2歳のうちにクレーン現象があっても必ず自閉症だと決めつけることはできません。

上記にあるように、きちんと指さしをする、目があう、人のモノマネをよくする、などなど相手とのコミュニケーションがうまく取れているような場合はあまり心配する必要はないと言えます。

クレーン現象が見られるようであれば、言葉や動作できちんと説明してコミュニケーションを取るようにしてあげましょう。

健常の子供であれば言葉の発達や、やり取りなどのコミュニケーション能力が発達してくればクレーン現象は無くなります。

 

しかし、親の目から見ると客観的に見ることができなくなってしまい、冷静な判断をすることができなくなるものです。

うちの子の例ですが、折れ線型自閉症というものもありますので、以下も合わせてご覧ください。

折れ線型自閉症とは何か?どういった発達の経過をたどるのか?

 

 

心配ならば早めの相談を

ネットの情報は大変参考になるものも多いですが、幼児の発達などは人によって様々です。子供の発達に困っていたらネットの情報だけで、判断せずに専門家に相談することをオススメします。

自閉症は素人目にはなかなか判別がつかなくて、特徴的な行動は自閉症の子供をよく観察したことがないと分からないものです。

自閉症は知的障害を伴っていたり、他の発達障害と併発したりしますので、その子によって特性が変わってきます。

 

自閉症が心配であれば、まずは近くの保健所や保健センターなどに相談するのが良いです。

子供の定期検診の際に発達の状況を確認されますので、その時が一番相談しやすいタイミングとなります。

発達の専門医は数が少なく予約が埋まっていてなかなか新規の患者の受付が難しい場合があります。

うちの子供の現在の病院は半年から1年ほど待ちました。

発達障害の子供にとっては早めの療育というのが本当に大事になってきますので、困ったら早めに行動するのが吉です。

 

うちの子供も良い専門医と療育機関に恵まれたため大変感謝しています。

 

まとめ

子供の発達ほど親が心配することはなかなかありません。クレーン現象があるから自閉症であるとは必ずしも言い切れません。

クレーン現象以外の動作で、アイコンタクトや指さし、やり取りの部分をじっくり観察して、その子の成長を見守りましょう。

一人で悩んでいると悪い方向に向かってしまいますので、困ったら頼れるところに頼りましょう!

 

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