リズム感や音感は幼児期に完成する感覚だと言われています。特に絶対音感については聴音のトレーニングよって幼児期に培われ、後年になってからの習得は極めて難しいとされています。プロダンサーや運動選手、音楽家になるためにリズム感や音楽能力を小さいうちから身につけさせたいと考える親はごく一部のはずです。リズム感の育成は球技や鉄棒、跳び箱などのタイミングを計るスポーツ感覚を育て、言葉の習得にも役に立ちます。音楽に親しませるのは情緒を安定させ、自己表現力や集中力を育てることが出来ます。

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はじめての音楽知育玩具

音楽に興味を持たせるには、子供を音楽にあふれた環境で育てることです。

生まれた時から使えるメリータイプの知育玩具は、数種類のメロディをインプットしたものがあります。
胎内音からクラシックにいたるまで多様な音がセッティングされ、赤ちゃんにいろんな音楽に触れる機会を作ってくれます。
赤ちゃんが目覚めた時、ご機嫌で遊んで着る時、おむつを替えてあげる時などシーンに合わせて選んであげるといいでしょう。

1歳以上になると自分でボタンを押すと音楽が流れる知育玩具が、赤ちゃんの興味をそそります。
タッチすると色々なメロディが流れる物や、違う楽器の音が奏でられるという玩具があります。
中には興味をあまり示さない子供がいるかもしれませんが、音楽性がないと心配することはありません。
そういう子供にはピアノ、マリンバや木琴、ドラムなどのたたいて音の出る知育玩具で遊ばせましょう。
子供が一番反応するのは金管や木管、弦楽器などメロディックなものではなく、打楽器だと言われています。

 

子供が大好きなリトミック知育玩具

19世紀にイギリスで開発されたリトミックは、リズムや音感を体で覚える教育法です。
日本には明治時代に入ってきたと言われ、感性や想像力を高めるとともに運動機能を育てるメソッドとして幼稚園や保育園、音楽教室などで実施されています。
両足や片足で跳ねることができるようになった2歳児は、リトミック遊びが大好きです。

リトミックマットはステップを踏むと音が出たり、音に合わせてステップをしたりできる知育玩具です。
3歳以上を対象のリトミックを取り入れたゲームは友達や家族と競い合える知育玩具として人気があります。
メロディとリズムに合わせてステップを踏むゲームは、運動神経と脳神経が同時に刺激されるスリリングさが魅力的です。

縄跳びも子供のリズム感を育てる遊びで、日本だけではなく世界でも子供の遊びの王道です。
縄跳びにはテンポが必要ですから、1回とびから初めて2重跳びや3重跳びを習得すると高度なリズム感を体で覚えます。
大勢で遊ぶ大縄跳びはルールを理解する社会性や協調性をはぐくむ要素があり、子供にとってとても楽しい遊びです。

 

国境を越えたリズム感や音楽性を養うために

乳幼児向け音楽をいうと明るく明快な童謡やアニメの主題歌、ディズニーソングが向いていると考えがちです。
音楽を受け取る子どもの脳は水を吸うスポンジのように柔軟です。

ジャンルにとらわれず色々な音楽を聞かせてあげると、子供の音楽への関心を高められます。
子供向けクラッシックは原曲を短くアレンジしたり、オーケストラ曲をピアノ演奏に編曲したりする傾向があるようです。
集中力が短時間にとどまる小さな時期には、ここから導入するのもよいでしょう。

現在の音楽教育は西洋音楽が主体になっていますが、旋律の違う邦楽や沖縄以南の東南アジア音楽も聴かせる音楽にラインナップしてください。
音への違和感を覚えることなく幅広い音感を身につけられます。
民族によってリズム感のとらえ方は違っていると言われています。
日本人の音楽は民謡や演歌に総称されるように、音の最初にアクセントが来る表拍で、これは子音に母音がくる日本語のリズムと呼応するようです。
古典的ロックに代表される後拍4拍子、進化した8ビート16ビートもすべて後拍です。
黒人は5連符や5連符と言った複雑な体内リズムを持っていて、その代表がジャズです。
サンバ、チャチャ、ファックストロットなどのラテン音楽は、2拍子に細かい6連符が刻まれます。
小さいころから様々な音楽やリズムに囲まれて育つと、抵抗なく自然に習得できます。

まとめ

ヒップホップのリズムを正確に刻んでダイナミックに踊る幼稚園児や、習い始めて2年でビバルディのバイオリン曲を演奏するスーパーチャイルドもいます。
音楽性は早熟の才能ですが、我が子を音楽の天才児にするためだけに音楽知育が大切なのではありません。
サーフボードに乗るのも、ワン・ツー・スリーというリズムですし、国際語の英語を話すにもリズムが関わっています。
乳幼児期に音楽に親しませると情感教育にとどまらず、就学後の学習やスポーツを楽しめるようになります。

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