5歳になると体のバランスが取れ歩く速さも大人と変わらなくなり、ブランコを高く漕いだり自転車を高速で乗りまわしたり活発さが増してきます。
細部の運動神経はますます発達して、ハサミや鉛筆、箸などを適切に使いこなします。日常生活や公共の場、遊びのルールを理解し自分の感情を抑制して協調することを学び、場面によって感情をコントロールしながら自己主張ができます。具象的なものから抽象的なものを推測する能力の発露が見られ、認識力や記憶力は顕著に高度化されます。

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5歳児が熱中する知育玩具

5歳になった子供がゲーム類に熱中するのは、頭を使うからです。失敗したり成功したりというワーキングメモリーを蓄積させ、次の攻略を考える過程が子供をワクワクさせています。もちろん自我の形成は未成熟ですから、負けて泣いたり怒ったりという感情を爆発させる場面があるかもしれません。
そうした経験は他者と上手くやっていく人間関係を育てるのに役立ちます。

ゲームは勝ち負けにこだわる負けん気の強い子供育てるツールではありません。勝った時にも負けた時にも一緒に遊んだ仲間と程よいバランスを保ち、自分の気持ちや考えを上手に表現できる社会性を培うのです。昆虫や両生類などの動物、四季の植物、水の流れや太陽の動きといった生活の身近な自然現象に興味を持ち始めるのもこの時期です。彼らの頭を占領する不思議が、考える力を引き出すきっかけやヒントになっています。動植物図鑑や自然科学に関する本は、5歳児の好奇心を満たしてくれるでしょう。

 

就学前に字は読めたり書けたりした方がいいのか?

5歳は就学を控える時期になるので、お勉強らしい遊びを望まれる親御さんもいらっしゃるでしょう。特に文字の習得、計算力にご両親の関心は高いようです。保育園や幼稚園の同年輩の子供が、絵本を一人読みするとか名前を書けるなどと聞くと気になって仕方がありません。例えば京都市の某教育センターの統計によると、就学前に3文字以上の文字が読める子供は55パーセント、書けるのは13パーセントとなっています。実際にはそれほど高い数値ではないことがわかります。

 

幼児は何度も読み聞かせられた物語を暗記していて、絵をなぞりながら物語を語る遊びを好む子供がいます。お絵かきが大好きな子供の中には、図形を描くのと同じように自分の名前を何度も書いて覚えてしまう子供がいます。文字の習得や計算力をつける知育玩具は、子供の集中力を養うのには最適です。就学後の児童の集中時間は平均5分と言われています。就学前に5分以上継続できる集中力を養うと、就学後の学習効率が高く伸びる小学生になります。

 

国語や算数の力を伸ばす5歳児の知育玩具

子供にとって文字を覚えるのも計算をするのもお勉強ではなく遊びですから、楽しく取り組める知育玩具を選びましょう。図形認識から文字認識を引き出す読める力を育てるのは、ひらがなや数の積み木です。読めるようになったら文字数ボードで、再現する力を補助して書ける能力を育てましょう。
水性式や切り抜き式などで手や周りを汚さずにあそべるキッドは使い勝手がいいかもしれません。

 

算数の計算力は具象的なビーズやピースなどを使った知育玩具を使います。数字の5がどれだけの個数なのか認識できるようになったら、数字という抽象文字をえがいたカードを取り入れます。算数の図形力は育てるのにお薦めは、サイコロ状の同じ形のキューブ積み木セットです。お手本通りにキューブを積み上げて形を作ることで、立体を推測する力や頭の中で移動させる能力を養います。この知育玩具は図形力や計算力を抽象的に扱えるようになる点で大変優れています。

 

まとめ

5歳児なると時おり幼児の顔をのぞかせながらも、お兄さんお姉さんと呼び野にふさわしい様子になります。他人との係わりを通じてルールを理解し、失望や達成感の繰り返した経験によって社会性が高まります。この時期の子供が熱中するボードゲームにはそれらが織り込まれているのです。自己に向いていた好奇心は外側に向かい、大人では見落としてしまうような日常の些細な現象が関心事になります。5歳の子供が文字や数字に興味を持つのはごく自然なことです。はやく文字や数字を習得することが必ずしも就学後に有益だとは言えませんが、好きなことを楽しく取り組める知育玩具を使えば無理なく能力を伸ばせるでしょう。

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