人の脳は3歳までに80パーセントが完成するといわれています。脳神経細胞ニューロンはシナプスによって結合され、シナプスの数と結合の構成が頭脳の知的優劣に関係すると考えられてきました。近年になり人の能力は知能指数だけではなく、感情指数が重要だと言われるようになりました。3歳までにほぼ形成される脳神経細胞網は、感情指数とも深くかかわります。発達が目覚ましい2歳から3歳までの時期に与えたい知育玩具は、どんなものがあるでしょうか。

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2歳の赤ちゃんの脳は宇宙並みに拡大する

2歳の赤ちゃんはしっかりと歩けるようになり、走ったりジャンプをしたりと運動能力が発達します。手先の神経と筋肉の動きが一致しはじめ、書きなぐりをしたり幼児用のはさみなどを使いこなします。脳内のミラーニューロンが発達することで、目で見た他人の動きをまねるようになります。

理解する単語や話せる単語の数は300以上を超え、物と言葉の関係性を位置づけ簡単な2文語を話す子もいます。聴覚の発達は完成期に入り、小さな音やリズムなどを聞き分けられます。自意識が芽生えはっきり自己主張するようになるのも2歳児の特長です。食事や着替えなど上手くはできませんが何でも自分でやろうとし、親の言うことにことごとく反発します。親としては手を焼く第一反抗期ですが、順調な成長のあかしと受け止めましょう。同時に友達を求めるようになり、ぶつかり合いを通じて社会性が身についていきます。

 

2歳にオススメの知育玩具

活発になった運動能力を満たしのばしてあげるのにぴったりな知育玩具は、足で漕げる乗り物です。バランス感覚を育て筋肉の発達を促進する外遊び玩具としてお薦めです。天候の悪い日には、家の中で遊べる滑り台やジャングルジムに夢中になるでしょう。

 

指先を使う知育玩具はパズルやビーズ通し、ブロックなどが2歳の赤ちゃん向きです。ままごと遊びにはキッチンセットや人形ハウス、レールつきの乗り物セットがあります。男の子用、女の子用と決めるのは賛否両論があるようですが、汎用に遊べるものを選んであげるといいでしょう。音を出して遊ぶ楽器セットには、リズムダンスや体操ができるCDやDVDがついているものがあります。聴覚やミラーニューロンが発達するこの時期に、ぜひ与えたい知育玩具の一つです。リズムや音程といった聴覚に関係する能力は早い時期に成熟します。言い換えれば後年になって身につきにくい能力ですので、2歳から3歳位に基礎力を培ってあげましょう。

 

2歳の赤ちゃんと知育玩具で遊ぶとき

2歳から3歳になると、親も他の赤ちゃんと接する機会が増えることでしょう。そこで気になってくるのは、お友達と比較したわが子の発達の様子ではないでしょうか。運動能力、トイレトレーニング、社会性など色々ですが、とりわけ言葉についての心配は多いようです。

言葉数の少ない人や多弁な人、言葉を選んで話す人、語彙の豊富な人そうではない人と大人でも様々なように、言葉の速い遅いは子どもの個性です。2歳児では不得意なことを強いるより、得意なこと好きなことを優先させる視点に立つと効果が得られます。赤ちゃんが言葉を覚えるのは、繰り返された量に正比例すると言われています。

体を動かすのが好きな子には、知育CDや動画を使って歌から言葉を導く、お絵かきが好きならクレヨンなどで描いた絵と言葉を結びつけるという風にしましょう。2歳児になると色の色別は大人と同等になりますが、色と色の名前を一致させてあげると多様な色彩感覚を養うことに繋がります。落ち着いている時や寝る前などに、ことば図鑑や知育絵本を読み聞かせてあげるのもいいのですが、子供が飽きたら止める様にします。この年齢の赤ちゃんに一番大切な知育は、好きなことに集中することなのです。

 

まとめ

2歳になった赤ちゃんは身体を動かすコントロール能力が増し、手先は緻密な作業ができるようになります。言葉でコミュニケーションをとる技術や、他者の観察や交流などの社会性が発露し始めます。知的存在として知覚、行動、学習、記憶をつかさどる大脳皮質がもっとも発達する時期に当たります。2歳から3歳の子どもに適した知育玩具は、活発な運動能力と繊細な筋肉運動を合わせたものがふさわしいでしょう。周りの大人、特にお母さんの行動を模倣したごっこ遊びが盛んになるのもこの時期です。真似ごっこ遊びは感情的情緒を豊かにし、社会性を育てるために欠くことができません。
2歳から3歳は豊かな子どもの自我を育てるとても重要な時期です。

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