新しい小さな家族を迎えて幸せいっぱいですが、1歳までの赤ちゃんにどんな知育玩具を選べばいいのでしょうか。人は他の動物との違い誕生から一人で歩けるようになる最初の一年の環境が脳の発達に大きく影響します。言語、社会性、知能、運動能力の基礎はこの時期に基礎が作られます。健やかな優れた赤ちゃんをはぐくむ知育玩具を赤ちゃんの発達に則して考えていきましょう。

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赤ちゃんの聴覚や視覚、触覚の発達

赤ちゃんの聴覚は胎児期から備わっていて、生まれたばかりでも不快な音を嫌ったり大きな音に驚いたりする反応が見られます。生後2か月を過ぎると音の方向や音の種類を識別するようになります。ガラガラの音や人の声に反応して音のする方向へ目を向けます。

 

出生時の視覚は0.01から0.02位で明るさをぼんやりとわかる程度ですが、生後1か月になると物をじっと見つめるようになり、やがて物の動きを追うことができるようになります。視力は生後6か月では0.1、1歳では0.2まで発達し、3歳頃になると大人と同じ視力になります。丸や三角、四角などのシンプルな形が識別しやすく、赤や黒、白などはっきりした色彩やコントラストが赤ちゃんに見やすいと言われています。

生まれたばかりの赤ちゃんは唇や舌、手の平、足裏に原始反射と呼ばれる敏感な触覚を持っています。手に触ったものを掴んだり、縦に抱くと足を床につけてとんとんしたり、何でも口に運んだりして確かめようとするのはそのためです。この反応は3か月から6か月で後退すると言われています。

 

新生児期から1歳までの知育玩具の選び方

ベッドに取り付けるベビージムやメリーモビールは、生まれた赤ちゃんにとって最初のそして最高の知育玩具です。パステルカラーの優しい色合いや軟らかいデザインは赤ちゃんにふさわしいように思えますが、それは大人の視点です。単純で明確なデザインで原色や原色に近い色使いの物が、赤ちゃんによい刺激を与えます。

しっかり物を掴めるようになるのは3か月を過ぎてからですが、早い時期からガラガラなどを指に握らせてあげると運動能力を引き出します。木製や布製、ポリウレタン製など様々な触感の素材や違った音のするもの、片手から片手に持ち替えられるデザインを選びます。運動能力が日に日に活発になる4か月を過ぎた赤ちゃんにはジムボールで遊んであげましょう。バウンドさせてあげたリバランスを取ったりして体全体を使うことで運動回路と神経回路が結びつく効果が高まります。

お座りができるようになれば、乳児用絵本がお薦めの知育玩具です。はっきりした絵柄やコントラストが赤ちゃんの興味を引き、指先を使うことで脳が刺激されます。生後6か月頃からは積み木やパズルを用意してあげましょう。大人から見て遊び方が違っていても指摘する必要はありません。ルールを覚えることが知能をのばすのではなく、自由に遊びながら学ぶことが発達を促します。

 

赤ちゃんに知育玩具を与える意味

生まれたばかりの赤ちゃんは泣いておっぱいを飲んで寝ているだけです。少し大きくなっても運動能力は限られ言葉を話したりもしません。生まれてから1歳までの赤ちゃんは、庇護が無くては全く生きていけない無力な存在なのに知育が必要なのでしょうか?

 

ヒトの脳の発達は右脳から始まりますが、右脳の五感は胎児期から発達していて出生後に目覚ましく高度化されます。これはアメリカの大学で行われた実験の報告ですが、赤ちゃんを無刺激のグループと良い刺激の整ったグループに分けて数か月間養育したところ、2つのグループの知能の発達に明らかな差が認められました。

赤ちゃんの発達をよりよく引き出すためには、脳を刺激する知育玩具は欠くことができないのです。たくさんの玩具を与えるのはよくないと考えるご両親もいるでしょう。刺激を与えるというのとたくさん与えるというのは同じではありません。赤ちゃんの脳は同じ刺激が繰り返されることでさらに強化されますので、質の良い知育玩具をえらび環境を整えるということです。

 

まとめ

出生から最初のお誕生日までの赤ちゃんの発育は、生涯でもっとも著しいものです。赤ちゃんの聴覚や視覚、触覚の発達状態を理解して、最適の知育玩具を選んであげましょう。新生児期はベッドから眺められるはっきりした色や形のモビールやジムが必要です。素材や音が形の違う豊富なガラガラは早目に用意しておきましょう。お座りやハイハイの時期には運動能力を高めるツールが、赤ちゃんの体と脳を発達させます。赤ちゃんにとって豊かな知育環境を満たしてあげると、ブロックや積み木、パズルなど本格的な知育玩具で楽しく遊べるようになります。

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