ミスが多くて仕事ができない、と思われている方はもしかしたら実は発達障害だったということがあります。周りとうまくコミュニケーションが取れない、仕事が思うように進められない、同じよなミスを何回もしてしまう、という場合は少し注意が必要です。

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発達障害とは?

そもそも発達障害はとどんなものでしょうか?発達障害はコミュニケーション能力、問題解決、臨機応変、人付き合い、想像力や気を利かせるといったことが苦手な障害のことであり、特に知的な遅れが伴わず言語障害がない場合は一見それが障害とは判断されにくいのが特徴です。それぞれが生まれ持った性格や個性として受け取られてきており、障害として認識されるようになったのは比較的最近のことです。このようなそれぞれの個性的な特徴は脳の機能障害が原因となる発達障害であることが次第にわかってきました。

 

社会的な認知はまだまだ低い

発達障害という言葉は世間的にも認知度が高くなってきましたが、それが具体的にどのような状態のことを指しているのかという認知度についてはまだ低いのが現状です。そのため少し人と違う点が見られる、人と同じようにできないと障害を持っているから仕方ないと判断されるのではなく、性格や育ってきた環境に問題があるとみなされることの方が多くなってしまうのです。いわゆる空気が読めない人は発達障害である場合が多いです。

知的な遅れが伴わない場合は、知能や身体能力の点ではこれといった問題点が見られませんので、普通に進学就職することが可能になります。しかしながら個性が強く出てしまうことにより、周りと上手くやって行けない、環境の変化にうまくついていくことができないことが原因で情緒不安定や精神的疾患を抱えるケースがあります。治療のために病院を受診することで適応障害が発覚するケースが少なくなく、その時に自分が初めて障害を抱えていることを知ることになる場合があります。

発達障害といっても多種多様

発達障害と一口にいってもいくつかの症状がみられ、それに応じて分類されます。自閉症も発達障害の一つです。自閉症の特徴は上手く周りとコミュニケーションを取ることができないだけでなく、一つの物事に対して異常に執着心を示す、過度に集中する、何度も同じ行為を繰り返すといった症状が見られます。周りと上手くコミュニケーションが取れない、集中力が強すぎて人と同じようにできないことからこの人はちょっと変わっていると思われてしてしまいます。知的な遅れが伴わない場合は高機能自閉症と言われます。

また、アスペルガー症候群も知的な遅れが伴わない自閉症の一種であり、特徴としては知能は正常もしくは通常よりも高い知能を持っているのですが、物事に過度に集中してしまうこと、強くこだわりを持つのが特徴になります。またその場の空気を読み取ること、他人に気を遣うことができない点も見られます。高機能自閉症との違いは言語の発達に遅れがないこととされていますが、最近は区別なく扱われることが多いです。

まとめ

最近は仕事で職場が合わなくて病院に行き発覚するなど、大人になってから発達障害が発覚するケースが増えています。今までは個性や本人の資質とされてきた部分が多かったですが、発達障害のメカニズムが徐々に解明され、発達障害と認知されることが多くなってきました。社会的にも政府が「精神・発達障害者しごとサポーター」を2万人養成することを決めるなど、企業側でも発達障害の人に対応する体制を取るようになってきました。

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