発達障害を持っている子供にパニックはつきものです。普通に生活していても一見突然パニックを起こしているように見えるため、親としては戸惑ってしまいます。子供は子供なりの理屈でパニックになっているとはいえ、発達障害の子のパニックは激しく突然起こりますので 対応に苦慮することが多いと思います。

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発達障害のパニックの原因とは

発達障害児はいつもと違うことが大変苦手です。変化が苦手で、いつもと同じように過ごしたいと思っています。常同行動や特定のこだわりによって自分の精神を安定させようとしています。パニックはそんないつもと違うことが起きた時に起きやすいです。いつもと違う順番で物事が起きたり、自分の気に入りのものが特定の場所になかったり、本人なりのルールで起きている物事がちょっと違ってしまった場合に、本人はどうして良い変わらなくなりパニックを起こしてしまいます。初めての場所に行った時に不安であったり、自分の苦手な音を聞いた時などに起こることもあります。発達障害児は自分の感情をコントールすることが苦手ですので、困った時や冷静でいられなくなった時にすぐにパニックになってしまいます。

 

パニックを起こすとどうなる?

パニックを起こしてしまった時は大きな声をあげて泣き叫んだり、わーきゃーというような奇声を発したりしてしまいます。自分自身を傷つけてしまったり、他人に暴力を振るってしまったり、様々ですが親としてはパニックが起こると本当に困ってしまいます。健常の子のワガママで駄々をこねるようなものであればまだ良いのですが、本当に爆発するような激しさがあります。自分の家でパニックを起こした場合は、まだ対処がしやすいかもしれませんが、外出中など外で怒ってしまった場合は本当に大変で困ってしまいます。

 

パニックの対処の方法

パニックを起こしている中で、さらに本人を叱ったり怒ったりしてしまうと逆効果です。本人は不安感でそうなってしまっているので、出来るだけ落ち着かせるような対処をする必要があります。まずは、刺激を出来るだけ少なくして、本人を落ち着かせるようにしてみましょう。そして本人に、この先の見通しを建ててあげるような行動をします。発達障害児は視覚優位の場合が多いので、この先のことを写真を見せて説明するとわかりやすいかもしれません。この後にこういうことをするよ、というような声かけをすると良いです。発達障害児は切り替えが苦手ですので、刺激の少ない本人の落ち着くような場所に連れて行ってあげて、落ち着かせるという方法も効果的です。

本人は不安感でパニックを起こしてしまうことが多いので、パニックを防ぐために事前に見通しを立てやすいように、写真を交えて説明を行うことや、なるべくいもと同じような日課や行動を取らせること、刺激の多いところに連れていかない、というような準備をすると良いと思います。

一番は両親や心を許している先生など安心できる人が近くにいてあげることですので、パニックが起きてもなるべく叱ったり怒ったりせず、優しくそばにいてあげることが本人のためだと思います。

 

まとめ

パニックを起こすと非常に大変ですが、一番辛いのは本人自身です。発達障害児は千差万別で人によって状況が違いますので、一番本人のことをよくわかっているのはご両親だと思います。本人をよく観察し、何をしてあげることが最善かを考えてあげるような対処が一番良いと思います。親も人間ですので、パニックを起こしてしまうと、うんざりして怒ったり叱ったりしてしまうと思います。それはそれで、コミュニケーションですし、溜め込みすぎると親が参ってしまいますので、時間はかかりますが徐々に本人の慣習を尊重して本人が生活しやすいような環境を整えてあげることが一番の解決方法なのではないでしょうか

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