大人になってから何かと話題に挙がるアスペルガー症候群ですが、小さいころの育児から早期発見をすることが出来ます。
今回は、子どもを育てていく上でアスペルガー症候群を早期発見するためのポイントについてお話しをしていきたいと思います。
アスペルガー症候群とは
一言で表すと、興味・関心やコミュニケーションの能力などに異常がみられる一種の発達障がいを指します。
知的な障がいを伴うわけではないので、日常生活に支障が出るわけではないのですが、人付き合いなどの社会的な部分に悪い影響を伴うので早期の発見が重要ですね!
アスペルガー症候群の特徴は?
小さいころからのふとした仕草や態度からアスペルガー症候群を見分けることが出来るので、その特徴についてみていきましょう、
特徴は以下の通りです。
- 基本的に目を合わせない
- 言葉が子どもの割にしっかりとしている
- 運動能力が著しく欠如している
- 言葉のキャッチボールが出来ない
- 物事の過程に妙なこだわりがある
- 想像力が欠如している
- 相手の喜怒哀楽を読み取ることができない
- 自分自身の感情が現れない
- 空気が読めない
- 自分で見たものや聞いたもの以外は想像ができない
- 決められたルールは基本的に守れない
- 自分の興味があるものへの集中力は目を惹くものがある
- 文字や数字、日付などの記憶力が良い
- 絵などに独特の世界観が現れる
このようにアスペルガー症候群の疑いがある子どもには他の子と比べてどこか違う部分が浮き彫りになります。
普段は感情がないように淡々と話すのに、突然怒ると手が付けられなくなり自身がパニックに陥ることもあります。
外見や知能に関する障がいを持っているわけではないので、見た目からは判断できないところが厄介なところと言えますね。
子どもがアスペルガー症候群とわかったときはどうすれば…?
前述でも説明したように見た目からの判断が難しいため、発見が遅れるケースも多くあります。
しかし、特徴を頭に入れておくことで早く発見出来る場合もありますよね。
このように子どものアスペルガー症候群を早く発見できた場合は、まず区役所などに相談をすることが重要です。
こういった相談は、これから子どもが義務教育を受けていく上で、必ず役に立ちます。
アスペルガー症候群は、一種の発達障害なので教育によって治すことは出来ませんが、理解のある人からのサポートによって救われることも多いです。
親、そして周りの人がその子どものことをしっかりと理解できる環境、そして周りの人に迷惑をかけない環境なども、重要視されるので、早めに発見してその子どものために環境を整えてあげることは非常に重要と言えますね。
まとめ
いかがでしたか?
なかなか自分の言う通りにならずイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、きちんとした理屈を通って会話をするとしっかり思いを伝え合うことも可能です。
親にも理解が必要なので難しいこととは思いますが、頑張っていきましょう!
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