大学職員ってどんな仕事をしているか?というのは大学職員になろうと思った人が誰しも気になるところだと思います。大学に通っていた方は、窓口の対応している人くらいのイメージだと思います。私も最初は生協の職員さん?くらいのイメージしかありませんでした。
大学職員とは?
まずははじめに、大学職員と一口に言っても国立大学、私立大学、公立大学があったり、部署も総務系、教務系、財務系などさまざまです。イメージしやすい教務系の業務も大学職員の一職種となります。ちなみに、生協の職員さんは大学職員ではなく生協の職員になります。大学によっては直接運営されているところもあるかもしれませんが一般的には大学の購買や食堂の方は別の組織になります。
大学は教育機関でもありますが研究機関でもあります。事務職員の職務としては学生のサポート、教員の研究のサポートなど多岐に渡ります。大学を所管している文部科学省との折衝なども重要な業務です。
また、最近は特に大学間の入学者獲得の競争も激しくなってきましたので、入試広報などを戦略的に行える人材が求められているようです。少子化の影響もあり有名大学といえども油断できない状況です。
国公立大学と私立大学の待遇
給与などの待遇については国公立大学と私立大学で異なります。
国公立大学は基本的に公務員に準じた待遇であり、私立大学は大学によって異なります。一般的には国公立大学よりも私立大学(特に大手)の待遇の方が良いとされています。
ちなみに、国立大学職員の平均給与については文部科学省が公表しています。
国立大学法人等の役職員の給与等の水準(平成27年度):文部科学省
大学職員の採用方法などについて
国立大学では統一採用試験の制度があり、統一の筆記試験→各大学による面接という流れになります。筆記試験のそう高くないので二次試験の各大学での採用面接が肝になります。
最近は一部の大学で独自に職員を採用する動きも見えています。
私立大学では各大学で独自の採用方針により職員を採用しています。人気の大学によってはもの凄い倍率になります。一般的には民間企業の採用形態に近いと思います。、筆記試験→面接数回という感じです。
公立大学は地方自治体の管轄になりますので、地方自治体の職員であったり最近は独自で職員を採用する大学も出てきました。こちらも各大学によりさまざまであると言えます。
まとめ
大学職員と言っても国公立大学と私立大学では大きく違います。
少子化の影響で大学も特色を全面に出し PRする必要が出てきています。
大学職員でも自分のバックグラウンドを活かせるチャンスが広がっていますので、ぜひじっくり大学という職場について考えてみてください。
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