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粘土の知育玩具のおすすめとは?進化している昔ながらのおもちゃ

ルールに縛られず自由な発想で物を造りだせる粘土遊びは、子供が大好きな遊びの一つです。手先を使うことで脳の発達を促進する知育玩具として、幼稚園や保育園のカリキュラムとして昔から今もなお採用されています。

五感を刺激し想像力や集中力、造形力、色彩感覚、応用力など人が豊かに生きるヒントが粘土遊びに詰まっています。最近は口に入れても安全性の高い素材を使った粘土や、発色や色彩が豊かな粘土、新素材の粘土など粘土遊びの楽しみ方が広がっています。

 

目次

粘土遊びは何歳から?

 

0歳の赤ちゃんは口唇の感覚が最も敏感なため、どんなものでも口に入れて確かめようとします。タッチやよちよち歩きができる1歳前後になると口唇以外の感覚が発達するので、おもちゃを口に持っていくことが少なくなります。握ったり押し付けたり、潰したり引っ張りたりして遊ぶ粘土はこの頃が使い始めです。万が一口に入れても安全な原料や色素を使った粘土がたくさん製品化されています。

一番ポピュラーなのは小麦を原料にした粘土で、べたつきにくく手やほかのものについても水でさっと落ちるところが人気です。色にもバリエーションがあり、最初は少ない色数から始めて成長に従って色を加えていくのもいいでしょう。

寒天粘土は小麦アレルギーがあっても安心して遊べます。小麦粘土に比べると柔らかく、手にまとわりつかないので扱いやすい粘土です。
べたべた感を嫌がる神経が細やかなお子さんでも抵抗が少ないでしょう。

ミツバチの巣からとれるロウを材料に作られた蜜蝋粘土は、天然成分由来で安心ですし、蜜蝋の殺菌効果でいつも清潔に遊べます。

 

 

2、3歳の子供が大好きなみたて遊び

 

2、3歳になると粘土をこねたり加工したりする手や指の力加減が、コントロールできるようになってきます。遊ぶ様子を見ていると力強く掴んだり指先でそっとつまんだりしながら、粘土の感触や変形の具合を確かめているようです。

この頃の子供が熱中するのは、粘土で作った何かを身近なものに見立てる遊びです。丸くまとめてリンゴを作ったとか、四角い形ができると自動車という風に想像力を働かせ出来上がった作品に名前を付けます。一緒に遊びながら時々作ってほしい物をリクエストしてあげると、徐々に目的のものを作る楽しさが芽生えます。完成度を上げるワンポイントアドバイスは遊びの幅が広がり、もっと粘土遊びが好きになるに違いありません。

この時期になると色の識別は多様になり色と色の名前を認識しはじめます。そこでお勧めしたいのは発色がきれいで、粘土どうしを混ぜて違った色が作れる米粉を素材にした粘土です。2、3歳の子供は並べたり積んだりするのに熱中しますが、これは数量の基礎になる遊びです。米粉粘土は乾きにくい性質があるので、同じ作品をたくさん作れます。

 

 

粘土遊びが楽しくなるキッド

 

4歳以上になると手先はずいぶんと器用になり、粘土遊びも目的に沿って製作するようになります。細かい部分の表現、模様、細工にバリエーションがうまれ遊び方が高度になります。粘土ベラやローラー、抜型などの道具を使わせて、指先の巧緻性をさらに磨きましょう。

 

子供が大好きなお菓子をテーマにした粘土遊びセットは、女の子も男の子も楽しめるでしょう。数種の色粘土のほかに小粒のクッキーや果物が作れる型抜き、クリームの絞り出し器そっくりの粘土絞り出し器と専用ノズルがついています。付属グッズを使うと今までと違った加工ができるので、作りたいものを発想するヒントになります。

作った作品をキーホルダーやデコレーショングッズに加工できる粘土遊びセットも人気です。粘土はシリコン製で10分ほどオーブン加熱すると、割れにくく水にも溶けない永久保存作品が完成します。オリジナルグッズを手作りできた子供の得意顔が目に浮かぶようですね。もちろん粘土として遊ぶのも可能で、シリコンなのでお風呂やプールなど水遊びにも使えます。

 

 

まとめ

 

油粘土や紙粘土から進化した粘土は色の種類だけではなく、パステルカラーからビビッドカラーまで色味も豊富です。粘土素材によって触感や弾力の違いがあり、子供の個性や成長に合わせて選べます。

粘土の素材、防腐剤や着色料にも安全面が重視されています。水遊びや砂遊び、そして泥んこ遊びなど子供は形にとらわれない遊びが大好きです。外遊びができない天候の日や体の調子が少し思わしくない時でも、粘土遊びはおうちの中の小さなスペースで遊べます。

もてあそび期からみたて遊び期、そして指先の巧緻性を伸ばす就学前期、存分に五感を刺激する粘土遊びを楽しませてあげましょう。

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