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発達障害が仕事が遅い原因とは?

子供の頃はちょっとくらいミスをしても許されますが、大人になってからではちょっとのミスでも許されない場面が出てきます。子供の頃に落ち着きが無かったりしても大人になるにつれてそれが改善されていくケースもありますが、大人になってもなおそのような状況が続く方もいます。

 

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仕事ではちょっとしたミスが命取りになることも

昔は日本では一度就職したら同じ会社にずっと勤め続けられる終身雇用の制度が安定していましたが、最近は実力主義が日本社会でも浸透しており、実力のない社員をリストラするなどの動きが目立ってきています。そのためちょっとしたミスが命取りになってしまうことも十分にあり得るのです。また生産性がないと判断されてしまった場合も、リストラの対象となることがあります。発達障害の方は仕事が遅い、ミスが多かったりして周りから仕事ができない人間だと思われることがあります。

 

発達障害の人は同時処理が難しい

発達障害の方は広い視点から物を見ることが苦手なことが多いです。日常生活を送る上ではそれほど不便な点はないのですが、特に仕事やコミュニケーションを取る場面で苦労することが多々でてきます。仕事では複数のことを同時進行しなければいけない事も出てきます。ところが物事全体を見て処理することが難しいため、一つの事を同時に行うことが難しいのです。他にも与えられた仕事に対して優先順位を付けることも苦手としているため、どうしても先に与えられた仕事を途中で辞めてということが難しく、一つの仕事を終えてから次にとりかかるといったようになってしまいます。そのため納期までに仕事を終わらせられず仕事が遅いと判断されてしまうのです。

 

マイペースな仕事になりがち

またコミュニケーションを取ることも苦手としていますが、日ごろから上司や同僚としっかりとコミュニケーションが取れていれば仕事面でフォローやアドバイスを受けることもできるのですが、コミュニケーションを自ら取ろうとしないと周りも次第に放っておくようになります。自分のことだけを主張して相手の状況を考えずに発言してしまうこともあり、それが周囲から反感を買う原因になりやすいのです。その結果自分の判断やペースにて仕事をすすめてしまうため、上司や周りが期待するような結果が得られにくくなってしまうのです。発達障害と言っても人それぞれ症状は異なりますが、説明を受けてもすんなりと理解することができないタイプの方もいます。そのため何度説明をしても同じミスを繰り返すといった事が起こりやすくなります。

まとめ

発達障害の人はコミュニケーションを取ることが苦手なため、マイペースで仕事をしてしまいがちです。また、同時に複数のことを処理することが苦手であるため、幅広く複数のことを処理するような仕事が難しい傾向にあります。反対に自分の得意なことにトコトン一極集中して処理することは得意ですので、得意分野で専門性を磨けば有用な人材になれる可能性が高いです。発達障害で困っている方は今の働き方を見直してみることで道が拓けるかもしれません。

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